satomame's diary

のんきで気ままな私です。

越智俊二さんから今の私の気持ち

若年性認知症で現在59歳の方。

精神科の老人病棟や昨年から認知症の治験にかかわってきた私は
どうも感情移入してしまう。

患者さんの家族は、患者さんがだんだん記憶が失っていくことに
信じられず。
1年ほど治験にかかわった時も肌で感じていた私。

今年登録した被験者も同年代の方。
外来カルテを読んでいると介護者である奥さんの苦悩が垣間見る
ところがあって、渡辺謙主演の映画、明日の記憶を思い出して
しまう。
彼の場合は、私が声掛け指示を促せば検査室にも行けるし
検尿も自分で採取できている。
治験薬を飲んでも劇的な効果は期待できないが、実薬になって
ほしいと願う。


さて、明日の記憶のモデルになった方が越智俊二さん。

現在の彼の様子は、徘徊が激しくなって病気も進行しているとのことで
昨日のズームインSuperには出演できなくなっていた。

今年登録した被験者も数年もすれば病気の進行もだいぶ進んでいるだろう。
特に若年性認知症の進行は早い。

こんな気持ちで苦労して1年頑張ったけど・・・

そりゃぁ自分は命令してほったらかしすりゃぁ回る考えだからいいよなぁ。

前の職場も体質変わんなくて、相変わらず出来ない上司のお守が大変らしい。

今は、宙ぶらりんな立場なので、どうしていいのかわかんないですけど
自分が受け持ちだと思ってかかわって情報共有していくしかないかなと
思っている。
担当モニターに挨拶してリーダーさんから正式に報告があってからの
活動になるのでGW後かと。
とりあえず、今打ち合わせ中の治験のスタートアップを実際に見学体験して
5月中旬の別の治験のスタートアップをメインにやればいいのかと思って
治験実施計画書を読んでいます。
もっと積極的になったほうがいいのかな。自分でも受け身だと思っているし。

3か月前に入社した社員さんも今後は私と同じくクリニックの治験をメインに
受け持つの予定だけど、今手伝っている施設にいつまで行くのかわかんなくて
宙ぶらりんらしい。
私は、わからないけどあまり首を突っ込まないようにして、被験者対応を
きちんとしたらいいのではないか、書類関係を覚えていったらいいのではないかと
話していたけど。


反省だ・・・